業務用パソコンの修理
お客様からの依頼です。
『さて今回はPCではなく、CPUボードの修理依頼です。
CPUボードは特殊な画像解析装置の一部のボードであり他にもカメラやI/Oボードまた電源ボードと一緒に組み込まれております。
元々、起動していたのですが、当社で黄丸のボタン電池を交換したあとに全く起動しなくなったので、どこかの部品を破損させてしまったように推測しております。
修理できて起動すればピっと起動音がして、Windows2000が起動します。それまで起動さえすればあとは機器に接続すれば問題なく起動するはずです。
このようなボードの修理は可能でしょうか。可能であれば概算の修理費用をお知らせください。』
先ほどボードを調べましたが:
CMOS電池が+-が逆になったまま半田で付けてありました。
そして、半田のワイヤーは基盤に落ちてショートになっていた状態でした。
レジスターにも半田が落ち、シートしていました。また、断線していました。
バッテリーの交換時にフラックスも汚れていて隣のコントローラーのピンが当たって曲がって
ショートになっていました。その他にも電池がショートの原因で3.1vに下がっていました。
こちらで直し、今は動作しています。
バッテリーを新品に交換し、ボードは熱伝導シールを交換しています。
15年間、一度も交換していなかったため固着していました。
修理期間: 3日
修理金額: 合計20,000円
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